権限レベルの競合
1人のメンバーに、部署経由と個別指定など、複数の経路でアクセス権が付与されることがあります。それぞれの権限レベルが食い違う状態を競合と呼びます。ここでは、競合したときにどの権限レベルが有効になるかを説明します。
目次
競合の解決ルール
競合は、次の2つのルールで解決します。
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競合の種類 |
有効になる権限レベル |
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同じ相手に対する、直接付与と上位フォルダからの継承 |
直接付与した権限レベル |
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部署経由とメンバー個別など、異なる相手からの付与 |
強いほうの権限レベル |
権限レベルの強さは「閲覧者 < 編集者 < 管理者」の順です。
直接付与と継承が競合した場合
同じ相手に対して、上位フォルダからの継承と、このフォルダ・書類への直接付与の両方がある場合は、直接付与した権限レベルが有効になります。
例:
- 「営業部」フォルダで佐藤さんに「閲覧者」を付与している
- その配下の「案件A」フォルダで佐藤さんに「編集者」を付与した
このとき、「案件A」フォルダでの佐藤さんの権限レベルは「編集者」です。
直接付与は、そのフォルダ・書類だけを対象にした明示的な設定として扱います。そのため、あとから継承元の権限レベルを変更しても、直接付与した権限レベルは上書きされません。
部署とメンバーが競合した場合
部署経由の権限とメンバー個別の権限が競合した場合は、強いほうの権限レベルが有効になります。
例:
- 「案件A」フォルダに営業部を「閲覧者」として付与している
- 同じフォルダに、営業部所属の佐藤さんを「編集者」として付与した
このとき、佐藤さんの権限レベルは「編集者」です。営業部の他のメンバーは「閲覧者」のままです。
弱いほうの権限レベルを付与しても、強いほうを打ち消すことはできません。特定のメンバーのアクセスを狭めたい場合は、強いほうの権限を変更するか削除してください。
複数の部署の権限が競合した場合
兼務などで複数の部署に所属しているメンバーは、所属するすべての部署の権限を受け取ります。部署ごとに権限レベルが異なる場合は、強いほうが有効になります。
例: 佐藤さんが営業部と営業企画部を兼務していて、「案件A」フォルダに営業部を「閲覧者」、営業企画部を「管理者」として付与している場合、佐藤さんの権限レベルは「管理者」です。
上位の部署に付与した権限は下位の部署にも適用されるため、下位の部署に所属するメンバーも同じように競合の対象になります。